2026年4月から始まる「こども誰でも通園制度」、ニュースで名前は見たけど「保育園と何が違うの?」って思っていませんか。正直なところ、私も最初は全然ピンと来ませんでした。
ざっくり言うと、親が働いていなくても、理由を問わず子どもを保育施設に預けられるという新しい制度なんです。月10時間まで、1時間300円程度。この記事では対象・費用・申込の流れを、実際に使うつもりで具体的に整理していきますね。
こども誰でも通園制度の仕組み
今までの保育園は「就労」や「病気・介護」といった、いわゆる「保育の必要性」がないと入れませんでした。専業主婦だと点数が足りず弾かれる、というのがよくある話だったんですよね。
この制度はそこが決定的に違って、「保育の必要性認定」が不要。「ちょっとリフレッシュしたい」「子どもに集団生活を経験させたい」「上の子の用事を済ませたい」——どんな理由でも利用できます。2023年から一部自治体で試行され、2025年度は全国約150自治体で実施。そして2026年4月に本格的な全国展開へと進みます。
制度の概要を一覧で確認
まずは全体像をテーブルで整理しますね。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 制度名 | こども誰でも通園制度 |
| 開始時期 | 2026年4月(全国本格実施) |
| 対象年齢 | 生後6か月〜満3歳未満(3歳の誕生日前日まで) |
| 利用条件 | 保育の必要性認定は不要・親の就労状況を問わない |
| 利用時間の上限 | 月10時間まで(2026年度) |
| 利用料 | 1時間あたり300円程度(自治体により異なる) |
| 月額上限の目安 | 約3,000円(月10時間利用の場合) |
| 実施場所 | 保育所・認定こども園・幼稚園・小規模保育事業所など |
| 申込方法 | 自治体窓口またはオンライン(自治体ごとに異なる) |
※月10時間は2026年度スタート時点の上限です。こども家庭庁は段階的に拡大する方針を示しています。
従来の保育制度とどう違う?
「今の保育園や一時預かりと何が違うの?」という疑問に答えるために、3つを並べて比較してみます。
| 比較項目 | 従来の保育園 | 一時預かり事業 | こども誰でも通園制度 |
|---|---|---|---|
| 対象 | 保育の必要性あり(就労等) | 一時的に保育が必要な場合 | すべての子ども(理由不問) |
| 利用頻度 | 月〜土(通常保育) | 週1〜3日程度 | 月10時間以内で自由に |
| 費用 | 0〜3歳未満は有料・3歳以上無償化 | 1日2,000〜3,000円 | 1時間300円程度 |
| 利用開始手続き | 自治体の利用調整(点数制) | 施設に直接予約 | 自治体窓口で利用登録 |
| 給食 | あり | 施設による | 施設による(別途費用の場合も) |
一番のポイントは「保育の必要性認定が不要」であること。これまで「専業主婦だから点数が足りない」と諦めていた家庭でも、堂々と利用できるんです。これは本当に画期的だと思います。
費用シミュレーション — 月いくらかかる?
具体的にどのくらいの出費になるのか、利用パターン別に計算してみました。
| 利用パターン | 月の利用時間 | 月額費用(目安) | 年間費用(目安) |
|---|---|---|---|
| 週1回×2時間 | 8時間 | 約2,400円 | 約28,800円 |
| 週2回×2時間 | 10時間(上限) | 約3,000円 | 約36,000円 |
| 週1回×3時間 | 月3〜4回で10時間 | 約3,000円 | 約36,000円 |
月3,000円ほどで、安全な環境に子どもを預けられる。ベビーシッターは1時間1,500〜2,000円が相場ですから、コスパは段違いですよね。家計のやりくりとあわせて考えたい方は、固定費見直しシミュレーターで他の支出も一度チェックしてみてください。保育や習い事の費用全体を把握したいなら教育費カテゴリもあわせてどうぞ。
メリットと知っておきたい注意点
メリット
- 親のリフレッシュに使える — 理由を問われないので「一人の時間がほしい」でもOK。育児疲れのガス抜きになります。
- 子どもの社会性が育つ — 家庭だけでは得られない集団生活の経験ができます。
- 費用が安い — 一時預かりより安く、月3,000円程度。シッターよりお財布にやさしいです。
- 保育園入園前のお試しに — 集団保育に慣れさせる「慣らし」としても使えます。
注意点
- 月10時間では足りないかも — 週2〜3時間程度なので、本格的に預けたい方には物足りない可能性があります。
- 定員オーバーのリスク — 人気エリアでは枠が埋まりやすく、希望どおりにいかないことも。
- 給食・アレルギー対応は施設次第 — お弁当持参が必要な施設もあるので事前確認が必須です。
申込みの流れ(2026年4月〜)
自治体によって手順は多少違いますが、おおむね次のステップで進みます。
| ステップ | 内容 | タイミング |
|---|---|---|
| 1. 情報収集 | 自治体の公式サイトで対象施設・空き状況を確認 | 利用希望月の1〜2か月前 |
| 2. 利用登録 | 自治体窓口またはオンラインで登録申請 | 利用希望月の前月まで |
| 3. 施設見学 | 利用予定の施設を見学(任意だが推奨) | 登録前後 |
| 4. 利用日の予約 | 空き枠から希望日時を予約 | 施設・自治体ごとに異なる |
| 5. 利用開始 | 当日、必要な持ち物を持って施設へ | 予約日 |
必要書類の目安は、利用登録申請書(自治体の書式)、子どもの健康保険証のコピー、母子健康手帳(予防接種記録の確認)、アレルギーがある場合は医師の診断書など。持ち物はおむつ・着替え・お茶・お昼寝用タオルが一般的です。
よくある質問
Q. 3歳以上は使えないの?
現時点では3歳未満が対象です。3歳以上は幼稚園・保育園の無償化制度があるため、そちらを利用する形になります。
Q. 保育園と併用できる?
すでに認可保育園に在園している場合は原則対象外です。認可外のみ利用、またはどこにも預けていない場合が対象になります。
Q. 月10時間の上限は今後増える?
こども家庭庁は段階的な拡大方針を示しています。試行段階では月20時間への拡大も検討されていたので、今後の動向に注目です。
まとめ
こども誰でも通園制度は、理由を問わず月10時間・1時間300円程度で子どもを預けられる、子育て世帯にとってかなり心強い新制度です。専業主婦でも、引っ越し直後で頼れる人がいなくても使えるのが大きな魅力なんですよね。
まずはお住まいの自治体の公式サイトで対象施設をチェックしてみてください。あわせて子育てでもらえるお金2026年版まとめや子ども・子育て支援金 2026年も読んでおくと、使える制度の全体像が見えてきますよ。子育て関連の情報をもっと知りたい方はガイド一覧もどうぞ。
免責事項:本記事は2026年3月時点の公開情報をもとに作成した一般的な情報提供記事です。制度の詳細は自治体によって異なる場合があります。最新の正確な情報は、お住まいの市区町村の窓口またはこども家庭庁の公式サイトでご確認ください。本記事の内容に基づく行動によって生じた損害について、当サイトは責任を負いかねます。